実際、ひと月3000円の社会貢献で、幸せを“購入”している人もいる。
「月3000円で、発展途上国の子供の里親を始めました。その子とは毎月、動画でメッセージのやりとりをしています。わが家は子供には恵まれませんでしたが、里子が元気に成長していく様子を見守ることができ、いまではとても満たされています」(46才・主婦)
ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんも「自分のためだけにお金を使っても、幸せになれるのは自分ひとりだけ」と話す。
「反対に、人のためにお金を使えば、相手も自分も心が満たされる。金額以上の幸せが生まれると言えます。お金をそのまま渡すよりも、相手のことを思って何かを買ったり、ごちそうしたりする方が、お互いに幸せを感じやすいでしょう」
※女性セブン2023年4月13日号