ビールのつまみとして十分な塩辛さとコク
タイは飲食店へ行くと卓上にナンプラー・酢・唐辛子・砂糖の4点セットが用意されており、塩や胡椒もあって客は自分好みの味付けにしていきます。タイのKFCの味付けも、自分好みの調味料をつけてカスタマイズするのがいいように思います。
そして、Wingz ZAABですが、コレは手羽元のピリ辛揚げです。これを食べた日本人のブログを読むと「カラムーチョのような味わいだ」とありますが、確かにそうです。言い得て妙です。こちらはビールのつまみとして十分な塩辛さとコクがあります。次回ビールに合わせるのであれば、こちらだけを買うのもアリだと思いました。9個入り169バーツ(約650円)というお買い得価格もナイスです。そして、これも当然しっとりとして味の濃いタイの鶏肉のため、実にウマい。
スパイシーチキンライスボウルについては、好みが分かれるかもしれません。味付けのベースは「ラープ」という酸っぱ辛いもの。細かく切ったチキンが乗っており、スプーンを使って野菜とご飯とともに食べ進めます。これは完全に食事としてのメニューであるため、ビールには合いません。ただ、ご飯の量が茶碗大盛分ぐらいは入っているため、65バーツ(約250円)の丼と考え、腹いっぱい食べたい人にはおススメです。また、タイのご飯ものには珍しく、汁気が少ないためチリソースで味を追加して食べる方がよく馴染むように思います。