登記は素人には難しく、先延ばしにしてしまう要因でもある。それであれば、必要に応じて専門家に頼ることも考えたい。法改正に合わせて、国や自治体の相談窓口でも対応が拡充されている。気になっている人は、これをきっかけに相談してみてはいかがだろうか。
【プロフィール】
荒井達也(あらい・たつや)/1988年福井県生まれ。群馬弁護士会所属。負動産問題に注力し、所有者不明土地や空家、管理不全不動産等に関する案件を多数対応。相続人・共有者が100名以上存在する案件を解決した実績も。サイト『負動産の窓口』を運営するなど、積極的に情報発信を行う。著書に『Q&A令和3年民法・不動産登記法改正と実務への影響』(日本加除出版)がある。