テリー氏も高齢ながらリスキリングに挑んだ1人
テリー氏に学び直しを始めたきっかけについて聞いた
「もともと日大の経済学部を卒業してるんです」
「でも20代の時は『経済学部なら就職しやすいだろ』くらいなもんで考えずに入るじゃない。それでいざ大学に入ったら、あの頃は学生運動が活発で頻繁にデモで休講になっていた。俺は洋服と女の子が好きでデートばっかりして、勉強はおろか学生運動にすら身が入ってなかったわけですよ」
「学生運動に巻き込まれて目を大怪我して落ち込んだりもして……。大学時代は総じて“やり残した感”があったんです。特に50を過ぎたくらいからかな、『いつか大学に通い直したい』と強く思うようになったんです」
「ちょうど2015年で『スッキリ』(日本テレビ系)のレギュラーが終わったのもあって、“今だ!”って思いました」
「あと心理学を選んだのは長年『コメンテーター』をやっているけど、偉そうなことばかり語ってカッコ悪いなという思いがあった」
「世の中にはもっと物事を深く追求して学んでいる人もいるのに、俺は大したことないなと。時事問題に対してコメントするならば、今一度、人の心理なるものに対して、深いところから向き合いたいと考えたんですね」
いざ慶応大学の門を叩いたテリー氏を待っていたのが「論文」という壁だった
論文のテーマの選び方や書き方にも苦労した。時には「もう辞めてしまおうか」と挫折しかけたこともあったという