投資

30代投資家 億単位の融資受けた太陽光発電投資の勝算

 いつからか投資の世界では、1億円以上を稼ぎ出した個人投資家のことを「億り人」と呼ぶようになったが、その下には“億り人”を目指す個人投資家たちがひしめき合っている。

 彼らは、いかにして資産を築き上げているのか?ホンダタロウさん(仮名。30代・投資歴16年・運用金額2000万円+α)が、自身の投資遍歴を振り返る。

3年前にIT企業を退職し 太陽光発電投資に挑戦

3年前にIT企業を退職し
太陽光発電投資に挑戦

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 大学1年生だった2000年、「サラリーマンにはなりたくない」という漠然とした思いから、バーチャルトレードで練習をしつつ、バイトで貯めた100万円を元手に株式投資を始めました。

 当初は、ネット掲示板の情報を鵜呑みにして、青木建設や大和建設など値動きの荒い銘柄を買って倒産された経験も……。

 大きく儲けることができたのは、やはりアベノミクス相場でした。2012年12月の総選挙で自民党が圧勝するのに賭け、複数の消費者金融などから合計600万円を借りて、日経225先物を購入したんです。まさに“人生を賭けた”大勝負でした。

「今日上がらないと破産する」という状況まで追い詰められたこともありましたが、何とかその日に上昇してくれて、首の皮一枚繋がって助かりました。

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