一致指数に最も影響を与える鉱工業生産指数が8月分で「緩やかな持ち直し」に上方修正され、その傾向が続いていることから、景気動向指数も12月には「改善」に戻る可能性が高い。
はたして2017年は日本経済の復活の年になるのか、今後の動向を注視してみたい。
【PROFILE】たくもり・あきよし:さくら証券、さくら投信投資顧問のチーフエコノミストを経て、現在は三井住友アセットマネジメント理事・チーフエコノミスト。ESP景気フォーキャスト調査委員会(日本経済研究センター)委員、景気ウォッチャー調査研究会(内閣府)委員。著書に『ジンクスで読む日本経済』など。
※マネーポスト2017年新春号