「HUGO BOSS」で全身コーディネートの理由
近年、ファッションに無頓着だった大谷がドイツのファッションブランド『HUGO BOSS』で全身をコーディネートする機会が増えている。その理由も大谷らしい。大谷は2020年にBOSSとパートナーシップ契約を結んでおり、BOSSから何着か送ってもらい、そのなかから選んで着用している。ちなみに足元は、スポンサー契約をしているニューバランスを合わせることが多いようだ。
「メジャートップの収入を得ても大金に溺れることがないのは、加代子さんが自ら示してきたマネー教育があってこそだと思います。その教育がインタビューなどで見せる、あの落ち着きにもつながっているように感じます」(前出・スポーツ紙記者)
かつては両親がメディアのインタビューで大谷のエピソードを話すことがあったが、メジャー移籍した2018年を境に表に出なくなった。今年3月に開催されたWBCにも家族は応援に足を運んだが、メディア取材は一切NGだった。
「自分たち家族のことで本人を煩わせたくない、野球に集中してほしいという配慮なのだと思います。自分のことは自分で話すから、私たちが言うことは何もない。家族として応援し、励ますことに徹すると心に決めているのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)
今シーズン終了後には大型契約での移籍も噂されている。現地メディアによれば、契約金総額は「12年総額6億ドル(約800億円)」にのぼるという。
金額がいくら跳ね上がろうとも、大谷家の「お金ルール」と「心のつながり」は、変わることはなさそうだ。
※女性セブン2023年6月1日号