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映画館の定番フードはなぜ「ポップコーン」なのか? 「実は苦手」という人もいるのに

キャラメルなど味は様々あるものの、香りが気になる人も(イメージ)

キャラメルなど味は様々あるものの、香りが気になる人も(イメージ)

ポップコーン“ナシ派”の声「音がする」「香りが苦手」

 一方で、映画館でのポップコーンについて、否定的な意見もある。30代男性・Cさんはこう話す。

「咀嚼音はしないかもしれませんが、取る時などに結構カサカサという音がするんですよね。隣の席で食べられると、どうしても気が散ってしまう。あと、自分と隣の席の間にある肘掛けのホルダーにポップコーンを置いていた場合、そこに隣の人の手が伸びてくるたびに、ちょっとヒヤリとする。座席が広い映画館ならまだしも、狭い映画館だと余計にイヤですね」

 また、ポップコーンの香りが苦手だという人もいる。

「ハンバーガーを食べられるよりはマシですが、ポップコーンも結構香りが強い。シリアスな映画を観ているときに、あの香りが漂ってくると、なんだか冷めてしまうんですよね」(30代女性・Dさん)

 単純に何かを食べながら映画を観るという行為が好きではないという人も。

「映画を見る時はとにかく映画だけに集中したい。だからフードを買うことはありません。ドリンクは一応買いますが、館内が乾燥しているな、と思ったときにちょっと口にするくらい。下手に水分をたくさん摂ってトイレに行きたくなるのもイヤですし」(40代男性・Eさん)

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