2023年の注目テーマ
王道ではありますが、コロナ禍の規制が撤廃されたことによるリオープン関連は、まだまだ継続的に注目されると思われます。
・宿泊・飲食、旅行
・リアルイベント
・オフィス
・アパレル
・インバウンド
・エンタメ
また、いつの時代も国策テーマは外せません。
・子育て
・リカレント(学び直し)
・人材派遣
・DX(デジタルトランスフォーメーション)
・脱炭素(水素、アンモニア、太陽光エネルギーなど)
他には、とくに2023年はIT系が飛躍しそうです。
・メタバース
・生成AI
・半導体
・eスポーツ
テーマ株の探し方
テーマ株は、できれば市場が注目する前に買っておきたいものです。そのためには日頃から幅広くアンテナを張って、情報をキャッチする習慣をつけましょう。経済ニュース、新聞を毎日チェックすることをおすすめします。最初はとっつきにくいかもしれませんが、毎日ニュースに接することで、言葉自体に慣れてきますし、経済の流れや、これからどうなりそうか、という予想もできるようになります。
テーマ株投資の注意点
テーマ株は、一瞬だけ盛り上がってその後失速する場合もあります。たとえば2021年、フェイスブックがメタに社名を変更したときは、メタバースがテーマ株として一躍注目されました。メタバースという言葉を含むリリースを発信しただけで、株価が急騰する銘柄もぽこぽこ。しかし、その後の株価はというと、けっこう悲惨な状況に……。いくらテーマに乗っていても、それが利益に結びつかないとなると、投資家はそっぽを向きます。
もちろんその急騰時だけをパシっと狙って利益を取る敏腕投資家もいますが、普通の投資家にとっては難易度が高すぎます。基本ではありますが、テーマだからといって飛びつくのではなく、その企業にとって、どれくらいの利益をもたらすものなのか、成長性はあるのか、といったことを分析しましょう。