「配信開始を待てなくて、映画館に行ってきました。当たり前ですが、一時停止や後戻りができないのはわかっていてもつらいですね。上映中にトイレに行かないように、水分調整するのも面倒に感じました。音量や輝度の調整ができないところにも、もどかしさを感じました」という人も（イメージ）
2回目以降は「映画鑑賞しながらTwitterを見たい」
不動産会社に勤める20代男性・Cさんは、好きな作品は映画館に何回も足を運ぶタイプだったが、最近は「2回目以降はスマホを見ながら鑑賞したい」という。なぜなのか。
「自分はそもそもネタバレOK派だし、なんなら映画を見ていてわからないところがあると、すぐにネットで調べて確認したい。普段から『ながら見』が当たり前なので、2回目以降は、Twitterで感想や考察を見たり、もしくは自分で投稿したりしながら鑑賞できたらいいのにと思うんです。
その欲望のほうが勝るようになってしまったので、今は、2回目以降は鑑賞しないようになりました。映画館だと上映中はスマホNGですが、逆に最初からスマホOKの上映があればいいのに。“Twitterでみんなの感想を見ながら一緒に映画を鑑賞する”といった楽しみ方もあっていい気がします」（Cさん）
もちろん、映画館ならではの大画面・大音量で楽しみたいという人は多いだろうが、一方で「映画は見たいけど、映画館で見るのはちょっと……」という人も増えているようだ。こうした傾向が映画鑑賞のあり方をどう変えていくのだろうか。（了）
