「トランプ氏はシェールガス関連の規制緩和に言及したことがあり、方向性は明確。掘削装置(リグ)の稼動件数も増加していることで、シェールガス関連銘柄が上昇する可能性は高いと思います」(田代氏)
シェールガス関連銘柄として、北米のシェールガス生産に使用する遠心分離機を手がける巴工業。巨大なリグ設備を所有し、原油・ガス田の掘削を請け負う日本海洋掘削も注目株だと田代氏が続ける。
「原油価格が1バレル50ドル水準であれば、米国のシェールガス関連企業は十分利益を出すことができます。原油価格が回復している今、そうした報道があるたびにシェールガス関連が注目を集めそう」
※週刊ポスト2017年1月1・6日号