本来は、有料サービス加入への導線のひとつとして無料YouTube動画が公開されているわけで、もっと見たいと思えば有料サービスに加入すればよい。とはいえ、「これだけでも大満足」だというライトユーザーも少なくない。
「地上波でスポーツを見る機会は減りましたが、だからといってスポーツを楽しむためにお金がかかるという感じでもない。むしろ、お金をかけずにスポーツ映像に触れる機会は増えているような気がします。
もちろん、ひとつのチームを熱心に応援するなら、配信サービスの利用も大事かもしれないけど、私のようないろいろなスポーツを少しずつたくさん楽しみたいようなライトファンには、今の状況がむしろ好都合です」(Bさん)
スポーツ系の有料配信サービスが増える一方で、東京オリンピックや北京オリンピック、さらにサッカー女子ワールドカップなどが、公式サイトで配信されるなど、ネットを介して無料でスポーツを楽しむ機会が増えているのも事実。地上波のスポーツ中継は減っているが、スポーツを楽しむ方法は様々あるようだ。(了)