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トランプ相場の投資戦略 レバ型ETFや金融株に注目

「米国の経済指標はトランプ就任前から相当に強い。例えば就任式の1か月前の12月の時点で、米国の平均時給は上昇し続けています。株と不動産も最高値を更新中で、米国人の消費マインドを指数化した『ミシガン大学消費者マインド指数』は12年ぶりの高水準に達した。

 これを織り込んで期待インフレ率は10年で2%。つまり、今後10年は年率2%のインフレが予想されているのです。これは、毎年株や不動産、給料水準が2%ずつ上昇することを意味します」

 そんな状況で就任式を機に景気刺激策が行なわれれば、上昇気流の起爆剤になると戸松氏は見ている。

「中長期的には、これまでトランプ氏が主張してきた大幅減税や大規模インフラ投資拡大が実行されれば、米国経済の勢いはさらに加速するでしょう。その波は先進国、最終的には新興国にも繋がっていき、全世界的な好景気に発展する可能性もあります」

 その上昇気流を捕まえるために、「今だからこそ勝てる方法」として戸松氏が狙うのが、レバレッジ型ETF(上場投資信託)だ。個別銘柄ではなく日経平均やTOPIX(東証株価指数)の2倍の動きとなるETFで利益を出すのだという。

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