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欧州での選挙等 2017年投資の仕込みどきになるイベントは

「トランプ氏の就任直後のFOMCで早速2017年の利上げが実施され、ドル高・円安が進むと予想されます。米国のインフラ関連の好景気を見込み、『新日鐵住金』『JFEホールディングス』などの鉄鋼関連株を年初に仕込んでおくと良いかもしれません」

 今年は3月にオランダで総選挙、5月に仏大統領選挙、8月に独総選挙など欧州で大型選挙が相次ぎ、米中関係の動向も注目される。ケイ・アセットの平野憲一氏は日本株には「好機到来だ」と指摘する。

「世界情勢が動く時は安心感から日本市場へのマネー流入が期待できます」

 また国内では3月の株主優待権利確定や5月の3月期決算発表で株価が動きやすい。8月のJPX日経400構成銘柄、10月の日経平均構成銘柄の入れ替えも頭に入れておきたい。

「銘柄の入れ替えに応じて、投資信託などが新たに大口売買をするので株価の変動が見込めます」(西村氏)

 株価は1年の最後を締め括る大納会まで分からない。

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