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大谷翔平「6万個グラブ寄贈」で嬉しい反面、困惑の声も ある小学校は「職員室に飾るしか…」、スポーツメーカーは宣伝効果を皮算用

「小学校へのグラブ寄贈」を発表したSNS投稿。メーカーの宣伝効果は抜群か(大谷翔平インスタグラムより)

「小学校へのグラブ寄贈」を発表したSNS投稿。メーカーの宣伝効果は抜群か(大谷翔平インスタグラムより)

かつての巨人のユニフォームのよう

 以前はアシックス、デサントと契約していた大谷だが、今年からニューバランスと大型総合契約を結んだ。かつてアディダスやアンダーアーマーといった米国資本のメーカーが日本でのブランド価値を高めるのに巨人のユニフォーム(現在はナイキ製)を手掛けてきた構図に似ているが、「以前の日本球界で巨人から創出された価値が、大谷選手一人に置き換わったような状況」(同前)にも見える。

「今回のグラブ寄贈はニューバランスにとどまらず、野球関連のスポーツメーカー全体にとっては追い風になる話でしょうが、契約を移行されてしまったアシックスとしては、羨ましくも悔しい思いでいることでしょう」(別のスポーツメーカー営業担当)

 大谷が動けば経済が動く。様々な話が飛び交うのもまた、超一流の証と言えそうだ。(了)

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