家計

大谷翔平は高級店の食事に誘われても睡眠時間を優先するため断った──お金に愛される人はお金に対する「自分軸」を持っている

あなたは「お金に強い人」? 5分でわかるチェックリスト

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年収1000万円あっても年収2000万円の人と比べれば幸福度は下がる

 ファイナンシャルプランナーの黒田尚子さんは「収入や貯蓄の金額にかかわらず、他人と比較すると幸福度は下がる」と解説する。

「年収が1000万円あっても、年収2000万円の人と自分を比べれば幸福度が下がるのは当然です。その結果、何とか承認欲求を満たそうとタワーマンションに住んだり、ブランド品を買いあさったりして、結果的にお金を失う。

 本当に幸福度が長続きするのは、他人と比較できる『地位財』ではなく、健康や自由、愛情など目に見えないものがもたらす『非地位財』です。自分が持っているお金をいかに非地位財に使えるかが、幸福度を分けるともいえるでしょう」(黒田さん)

 人と比べることなく、金額で測れない幸せを追い求めれば、ムダなお金を使わなくなる──お金に愛される人間になるいちばんの近道は、「足るを知る」ことかもしれない。

 お金がなければできないことは多いが、お金があればすべてが解決するわけでは決してない。お金に愛されない人ほど、お金に対して過度な万能感を持っていることが多いと、マネーキャリアプランナーの笠井裕予(ひろよ)さんが言う。

「“私が幸せじゃないのは、お金がないからだ”“もっと裕福な家に生まれていれば、いい大学に行けていい仕事に就けていたのに”“もっとお金をかけないときれいになれない”などと、人生の主役が自分ではなくお金になってしまっているのです」(笠井さん・以下同)

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