売れたグッズは「定価の4%」が個人の収入になるのが基本
プロ野球の場合、背番号入りユニフォームや選手個人のグッズが売れると、球団から選手個人にロイヤリティが支払われる。阪神OBはこう話す。
「球団や個人によって契約が違うケースもあるが、基本的に定価の4%のロイヤリティが支払われる。シーズン終了後、ファン感謝デーのタイミングで明細を渡されます。人気選手だと400万~500万円といった水準にもなる。ただ、今年の阪神のグッズ販売は異常です。どれだけのロイヤリティが支払われることになるのかわからないが、星野阪神の時を抜いて過去最高額更新は間違いないでしょう。なかでも岡田監督は稼ぎ頭になるんじゃないでしょうか」
優勝旅行で訪れたハワイでは、初日の祝賀会で岡田監督が「えらい給料上がっとるよね。オレらは上がれへんのに」とボヤいた後、「もっとキャリアハイの数字を出せる選手はたくさんいる。まだまだ上がるで。この前オーナーが“お金あります”と言うてたが、球団はお金いっぱいあるらしいですよ」と挨拶して拍手喝采を浴びていた。今年の阪神は、監督自らグランドにはお金が埋まっていることを実証したと言えそうだ。(了)
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