筆者は1990年代から継続的に国際線の航空券をウォッチしているが、1990年代初頭にアエロフロートが短期間、ナイロビなどへの往復が6万円台後半という航空券を出し、2010年代後半にエチオピア航空がタンザニアのキリマンジャロへ6万円台の航空券を販売した以外、これほど低価格のサハラ以南へのアフリカ行き航空券をみたことがない。アフリカ南部行きの航空券としては史上最安値ではないだろうか。しかも、サービスに定評があるシンガポール航空。長距離のフライトにはなるが、ある程度快適なフライトは約束されているといえる。
予約クラスはV・K。同じ航空連合であるスターアライアンスのANAやユナイテッド航空にマイルを貯めることはできないが、シンガポール航空のマイレージプログラム、クリスフライヤーへは50%加算となる。
15万円でオンシーズンのバリにビジネスクラスで
せっかくシンガポール航空を利用するならば「ビジネスクラスを利用したい!」という人は少ないないだろう。そうした人におすすめなのがバリ島だ。
日本からバリ島へは、ベトジェットエア、エアアジアX、スクートなどのLCCを利用すれば、往復6万台程度で往復できる。しかし、シンガポール航空のビジネスクラスの往復チケット15万円はそれを上回る魅力的な価格だ。
いうまでもなく往復(シンガポール経由)の4フライトすべてがシンガポール航空のビジネスクラス利用となる上に、日本やシンガポール、バリ島でビジネスクラスのラウンジを無料で利用できる。特にシンガポール航空のチャンギ国際空港のシルバークリスラウンジは利用者の評価が高いラウンジだ。さらにマイレージもアラスカ航空マイレージプランなら200%加算。ANAマイレージクラブの場合は125%加算となる。
今回のキャンペーンは4~9月と、東南アジアの多くのリゾートでは雨季となるが、バリ島では乾季のオンシーズンとなることも見逃せない。
東南アジアへはエコノミークラスなら、総額4万円台からと格安の設定となっている。「とにかく安く!」という人にはよい選択肢となるだろう。
今回のキャンペーンは、いずれの行き先もアプリをダウンロードして、プロモーションコードを入れたほうが安くなっている。アプリのダウンロードそのものは無料だし、削除も簡単にできるので、まずはダウンロードして、今回のキャンペーンにチャレンジしてみてもよいのではないだろうか。筆者も久しぶりにアフリカ南部を旅行しようと画策しているところである。