中国語、韓国語、英語、スペイン語など数か国語へ対応することで、ほぼ全ての外国人がオタスケクルーを使えるかたちになるのだという。同社では外国人スタッフのための寮も用意する。来日したての人には銀行口座の開設もサポートする。また、一人ひとりにポケット型のWi-Fiの貸し出しも行なっている。
「現代社会では、衣・食・住・通信が整わないと生活することができません。そうしたことを丁寧にサポートすることで、口コミが広がり、“日本に行ったらハステックがあるぞ”とばかりに、来日してすぐに弊社を訪ねてくれる人も増えています」(同前)
労働力の減少を食い止めるため、外国人雇用は一つの可能性だ。しかし、受け入れ態勢が整っているとは言えない。だからこそ、ハステックのような会社の取り組みが注目されているのだろう。
写真提供/ハステック