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【新NISAで悩ましい「いつ売るか」問題】専門家が「まとまったお金が必要になるまで、ずっと売らないのが正解」と口を揃えるワケ

40~60代、世代別の商品組み合わせパターン

40~60代、世代別の商品組み合わせパターン

“増えている商品から売る”のが資産寿命を延ばすコツ

 運用がうまくいって老後資金を増やせたら、その売り方には気を配りたい。家計再生コンサルタントの横山光昭さんが言う。

「基本は“増えている商品から売る”こと。運用を続けながら、毎年3~7%などの定率で取り崩していくのが、資産寿命を延ばすコツです」

 新NISAでは、仮に1800万円の上限に達しても、いったん売った枠は翌年復活することになった。つまり実質的に“無制限”になるわけだが、ここにも注意点がある。

「仮に100万円で買ったものが200万円に増えたとすると、それを丸ごと売っても復活する非課税枠は元手である100万円分のみで、増えた分は計算に含まれないことを忘れないでください」(藤川さん)

 一発逆転を狙わず、地道にコツコツ続けた先に、大きな利益が待っているのだ。

※女性セブン2024年2月8日号

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