グッズを買いに来た親子は「ええ商売みつけよったな」
「近」(近本)、「翔」(森下)、「誠」(坂本誠志郎)、「村」(村上頌樹)など漢字1文字が書かれたスクエアタオル(1980円)は18種類登場しているが、これも岡田監督のものが用意され、もちろん見本として飾られているのは「岡」である。虎番記者が言う。
「1月25日に甲子園球場内で『2024新作グッズ内覧会』が行われました。その時に営業担当者が昨年のグッズの売り上げについて1位近本、2位中野、3位大山、4位佐藤輝と説明し、続く5位が岡田監督だったことを公表していました。
営業担当者は“本来、監督のグッズは展開がなかったりするので、通常ならランクインすることはない。『そらそうよ』のタオルや『パインアレ』とかも入れると、さらに上位になる”と説明していました。今年は『パインアレ』の新製品もあるといい、もはや岡田監督抜きでは成立しなくなっている」
グッズを買いにきた親子が、新発売となった5種類の「関西弁フェイスタオル」(たのむで、最高やん、ほないこか、ええで!、よっしゃ!)を手にしながら、こんなツッコミを入れていた。
「どんだけタオル出すねん。岡田さんが口にした言葉でなんぼでもできるがな。ええ商売みつけよったな」
そう言った後に、「でも洒落で、ひとつ買うとこか」といってバスケットに入れていた。こうした阪神ファンに支えられ、今年も岡田阪神は突っ走るのだろうか。