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電車内で「ドア横キープ」を好む人たちの事情と言い分 「スマホがじっくり見られて便利」「酔いやすいのでガラガラでも座らない」

「空いていても座らずにドア横を目指す」「スマホの画面を周りに見られたくない」など、ドア横を目指す理由は様々(イメージ)

「空いていても座らずにドア横を目指す」「スマホの画面を周りに見られたくない」など、ドア横を目指す理由は様々(イメージ)

空いていても座らずにドア横を目指すワケ

 神奈川県に住む会社員Bさん(40代男性)も、ドア横愛好家の一人。電車の席が空いていても、「座ることはほとんどない」と言う。

「乗り物酔いしやいうえに、胃腸が弱いので、座っていると電車の振動が体に伝わってきて、お腹が痛くなる感覚があるんです。神経性のものだと思うのですが、立って乗っている方が、安心できるというか……。だから長時間乗るときは、ドア付近の位置に立ち、ドア横にもたれかかっているのがラクなんです」(Bさん)

 そんなBさんは、「ドアが開いてもそこから動かない人」の気持ちを、次のように分析する。

「一度降りると、次にそのポジションが奪われる可能性があるので、その気持ちはわかりますよ。ただ、混んでいる電車だと絶対に迷惑になりますし、余計なトラブルも生みたくないので、私は基本的には一度降ります。奪われたら、仕方ないと諦めるだけですね」(Bさん)

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