手に入りやすい犬を選ばない
ただし、コーイケルホンディエに関しては日本のブリーダーも「歴史」や「血統」、そして「子犬の健康」を守る意識が高いため、ずさんな管理になる危険性が比較的低く、それを知ったうえで大谷選手がデコピンを選んだのであれば「大谷選手は犬の選び方もさすが」だと阪根氏は話す。
「日本国内のコーイケルホンディエのブリーダーは健全性が高いと感じています。あるブリーダーは犬舎のホームページのトップに“大谷翔平選手が飼っているという理由でコーイケルホンディエを飼いたい方にはお譲りできかねます”と赤字で大きく書いているほど。アクセサリー感覚で安易に迎えることを敬遠しているのです。
大谷選手はもしかしたら、過去のケースから手に入りやすい犬種だと悪徳ブリーダーが暗躍しやすいと知っていたのかもしれない。結果として、管理がしっかりしていて希少犬種であるコーイケルホンディエを選んだことが、問題につながる懸念を低くしています」
成績だけでなくグラウンド内外でのマナーや礼儀なども超一流の大谷は、ペット選びも超一流ということか。