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火災保険で床下浸水は補償対象外、30万円超の家財は明記必要

「“建物の耐震性が高いから”という理由で入らない人がいますが、それは危険です。隣の建物が倒壊して被害を受けるかもしれませんし、火災に巻き込まれることもある。周囲の建物の築年数や密集度合などの状況まで見極めることが必要です。

 また、建物は大丈夫でも大型の家具や家電製品、パソコンなどが壊れてしまう可能性もある。すべて自腹で買い替えるのは大変な負担です」(浅井さん)

地震保険の値上げは続く。入るなら長期契約で

 一般住宅向けの地震保険料は、今年1月1日から全国平均で5.1%引き上げられた。政府の地震予測で首都圏直下型地震などの発生リスクが引き上げられたためだ。

「今後も段階的に引き上げは続き、最終的には平均19%アップします。ですから、今のうちに長期契約で加入しておきましょう。まとめ払いすると保険料も割引になります」(浅井さん)

※女性セブン2017年2月2日号

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