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リモートワーカーに試練の夏到来 電気料金値上がりで「猛暑手当が欲しい」「会社の経費は減っていても、社員の負担は増えていく」

電気代の負担、出社に比べればマシ

 電気代高騰が予想される中、リモートワークする人たちの悲鳴も聞こえてくるが、「それでもリモートワークはやめられない」という意見もある。IT企業に勤務する20代男性・Cさんは、「出社しないメリットは大きい」と語る。

「リモートワークで通勤時間がなくなり、自由な時間が増えました。もうわざわざ夏場に汗だくで通勤したくないです。個人的には、電気代が自腹であっても、エアコンをつけてリモートワークの方が気がラク。電気代の負担は痛いですが、だからといって出社勤務に戻りたくはないですね」

 Cさんは、「会社に行くほうがお金がかかる面もある」と持論を展開する。

「会社に行くとなると、多少きれいな格好をしなくちゃいけないし、毎日同じ服というわけにもいかず、まず衣服にお金がかかる。髪や髭だって整える必要が出てきます。でもリモートワークならそんなの気にしなくていいし、髭だって適当。

 昼ご飯だって、リモートワークだと適当に済ませられますが、会社に行くとなんだかんだ外食や弁当などでお金がかかります。そう考えると、電気代の値上がりを我慢してでもリモートワークを続けたいです」(Cさん)

 リモートワークを続ける人にとって、光熱費は避けられない問題。“試練の夏”になりそうだ。(了)

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