例えば、年間5万円寄付できる人の場合、1万円ずつ5つの自治体に寄付しても自己負担は年間で2000円。確定申告で寄付金控除申請をすると4万8000円は戻り、お礼の品も5か所からもらえます。これがもし、1万円を1か所にしか寄付しなかった場合、8000円は戻りますが、お礼の品は1つだけ。同じ2000円の負担でも、お得度は5分の1に。
「できるだけ上限額で申し込むのがコツ。お礼の品で手に入れられる食材や旅行券が、家計の節約にも役立ちます」
つまり、自分が寄付できる上限額を知ることがポイントね。では、どうやって調べたらいい?
「上限額の目安は、住民税の2割と覚えて」
上限額は他にも、ふるさと納税のサイトなどにあるシミュレーターを使うと簡単にわかりますよ。
文/お~ミカ。(生活マネーウオッチャー)
※女性セブン2017年2月9日号