大会後のプロ宣言で賞品がもらえることも
女子ゴルフの国内レギュラーツアーは全37試合。賞金総額は44億円に膨らみ、副賞も年々豪華になっている。
メルセデスベンツ日本がLPGAのオフィシャルパートナーということもあり、副賞がベンツの大会が10あり、他にもトヨタ、三菱自動車、スバル、レンジローバー、ホンダ、フィアットなどのスポンサーが自動車を提供している。
開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」ではヤンマーのプレジャーボート、「ヤマハレディース」ではグランドピアノ、水上オートバイ、「パナソニックオープンレディース」ではパナソニック製品一式、「CATレディス」は2023年実績でミニ油圧ショベルカー、200万円相当のクルーズ利用券が副賞となっている。
今回、リ・ヒョソンが優勝した「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」では、メルセデスベンツEQA250(770万円相当)、久光製薬商品1年分、常陸牛20キロ、コシヒカリ3俵、飲むヨーグルト1年分などが副賞として用意されていた。アマチュア選手の優勝となったが、その扱いはどうなるのだろうか。JLPGAに確認したところ、広報担当者はこう回答した。
「副賞の取り扱いにつきまして、(サロンパスカップの)大会事務局に確認いたしました。副賞は、アマチュア資格規則に抵触しない範囲で授与することになりました。(抵触しない範囲への)変更後の副賞内容の回答は控えさせていただきます」