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女子ゴルフ国内メジャー制覇、韓国の15歳リ・ヒョソンがアマ規則で「賞金2400万円」受け取れず 副賞は「規則に抵触しない範囲で授与」とJLPGA回答

 JGAのアマチュア資格規則では、「スクラッチ競技でプレーするアマチュアは、競技あたり10万円以下(ただし、国の統轄団体がそれ以下の限度額を定めた場合を除く)の価値の賞(賞金を含む)を受け取ることができる」と定められており、このルールに沿って10万円以内のものが授与されたとみられる。

「トロフィー類は10万円という限度額のなかに含まれないので受け取れるが、ドラコンやホールインワンといった競技中のボーナスについては受け取れない。放棄された副賞については提供スポンサーの判断に任されており、スポンサーが認めれば優勝者がチャリティーとしての寄付もできる」(前出・ツアー関係者)

 男子ツアーでは、2023年に「ダンロップフェニックス」でアマチュア優勝した杉浦悠太(日大4年=当時)が優勝直後にプロ宣言。優勝賞金(4000万円)は大会前の時点でアマチュアだったために受け取れなかったが、副賞のメルセデスベンツEQS450(1700万円相当)や宮崎牛1頭は受け取ることができた。ゴルフ担当記者は「受け取る時点でプロなら問題ないというスポンサーの意向だった」と説明する。

 今回、プロ宣言しなかったリ・ヒョソンは「3年後に日本ツアーでも活躍できる選手になりたい」の言葉を残して帰国した。迎え撃つ日本勢はどのような新世代が誕生しているのか。賞金も商品も受け取れるプロとなる3年後が、今から楽しみだ。

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