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結婚式の「ご祝儀3万円」は高すぎると感じる若者たちの本音 「出席するために節約するなんて本末転倒」「金額=お祝いの気持ちではない」

友人たちにしのびなくて身内だけで式を挙げた

 ご祝儀の負担を考えて、結婚式に友人を招待しなかった人もいる。IT企業勤務の20代男性・Cさんが振り返る。

「結婚式は身内だけにしました。友人を呼ばなかったのは、私のために気を遣い、3万円も出させるのがしのびなかったからです。かといって、無料で招待できるほどのお金は私にもありません。でもSNSで結婚を報告したら祝福コメント、LINEでもお祝いメッセージをたくさんもらえて、それだけで十分だなと思いました」

 今の時代、結婚を報告する手段は何も「結婚式」だけではないし、祝う気持ちを伝える手段もたくさんある。加えて襲う物価高。ご祝儀=3万円という慣習は、令和の若者たちの目に不思議に映るようだ。(了)

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