ヤフオクやメルカリで外国人が落札・購入するケースも
売れやすくするには、「見せ方」にひと工夫するといいと、鈴木さんは続ける。
「商品画像は少なくとも6~8枚ほどは用意して、傷や汚れのある部分は必ず写して、商品説明に書いておきましょう。
加えてプロフィールに“お探しのものがあれば遠慮なく言ってください”などと書いておくと、熱心なコレクターから“○月○日にキティちゃんの日本限定グッズが出るから、予約して買って送ってほしい”といったリクエストが届くこともあります」
プロフィールや説明文は中学生レベルの英語で充分。世界の誰が読んでもわかるように、シンプルで簡単な言葉で箇条書きにしよう。
手先の器用さに自信があれば、ハンドメード品の出品にチャレンジしてみるのもいい。芸人でファイナンシャルプランナーのフルマユコさんが言う。
「出品するのにおすすめのサイトは、外国人利用者も多い『Etsy(エッツィー)』。和柄や和風パーツを使うだけでも目にとまりやすくなるはず。海外への送料や手数料がかかるので、それらを含めて利益が出るように、価格設定が高めでも需要がありそうなものを出品するのがコツです」
どうしても英語に抵抗があるなら、日本語対応のヤフーオークションやメルカリ、ミンネなどに外国人向けの出品をするのも手だ。
「外国人ユーザーが日本のフリマ・オークションサイトを閲覧できる仲介サイト『Buyee(バイイー)』などを通して商品を見つけ、落札・購入してくれるケースが増えています。日本のフィギュアやクレーンゲームの景品、古いぬいぐるみやカプセルトイの景品なども人気。外国人の購入を見越して高めの価格設定をしておくといいでしょう」(丸山さん)
※女性セブン2024年6月6日号