牛丼を「持ち帰り」にする節約術
これは、ファストフードチェーンでも同様です。私はよく牛丼チェーンの「松屋」に行きますが、この時に購入するのは「並」と「特盛」(ご飯大盛り、肉2倍)です。そして、絶対に店では食べない。「持ち帰り」にするのです。理由は、ファストフードの店でカスタマイズを求めることほど無粋なことはないからです。マニュアルが決まっていて、それ以外のことは正直店員にとっても煩わしいことでしょう。
松屋の持ち帰り牛めしは、ご飯の上に直接具をかけるタイプと、別々にする「セパレート」があります。私はここで「セパレート」を選びます。そして家に帰ったところで、「並」のご飯を半分に分け、「並」と「特盛」両方の具を2人で半分に分けて食べます。さらには、生卵をかけます。スーパーで買ったので1個約20円。店では60円しますので、ここでも節約ができます。こうして具タップリ、ご飯少しの牛めしを堪能したところで残るのが、「特盛」のご飯です。これは我々にとってはその後の食事に使えるご飯になるわけですね。かくしてご飯を一切残すことなく、卵入り牛めしを堪能できるわけでした。
また、私たちは東京都内のしゃぶしゃぶ店「豚組」に時々行きます。ここでは「スタンダードコース」と「食べ放題コース」がありますが、価格はそれぞれ2900円と3700円。800円しか違わないのだから食べ放題にすべきだと考えるかもしれませんが、2900円のコースがどう考えても腹具合にはしっくりくるんですよ。ちょっと足りないな…と思った時は、野菜を追加すればいい(400円~)。それ以上はもう食べられません。「食べ放題」にしてしまうとついつい「もっと食べなくちゃ損」とばかりにがっついて後で気持ち悪くなります。それでいて2人で1600円高くなるわけですから、まぁ、「スタンダードコース」で十分でしょう。
食事については、あくまでも「食べられる適正量」を知っておけば、意外と節約が可能になります。