キャリア

急増する「出稼ぎワーホリ」が直面する厳しい現実 “年収1000万円”を夢見て渡豪するも「どこも雇ってくれない」「金欠で日本に帰れない」

サンドイッチも6.5豪ドル

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6.2豪ドルの卵も

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 ワーホリの渡航者が比較的採用されやすい飲食店のアルバイトだが、日本で想像していた「ラクして稼げる」状況ではないと言う。Bさんが続ける。

「ワーホリ仲間の1人は働ける飲食店がなかなか見つからず、ようやく採用してもらえた飲食店で提示された条件は『最低賃金より少ない給料で、手渡し払い』だったそうです。オーストラリアのアルバイトの最低賃金は時給23.23ドル。日本円で大体2300円です。たしかに日本のアルバイトよりは高額ですが“超高給”ではありません。とはいえ、ここ以外働ける場所がないと思って今も最低賃金を下回る給料で働いているそうです」(Bさん)

 円安だからといって安易に海外で成功できるほど甘くはないようだ。

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