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「食事も接客も申し分ないけれど…」“高級な宿”の落とし穴 「広すぎた」「古すぎた」「忙しなかった」宿泊者が満足できなかったポイント

ノンビリしたかったのに全然リラックスできない

 Kさん(50代/男性)はある温泉地の名旅館で、失望感を味わった。

「夫婦で温泉旅館に泊まった時のことです。その旅館は日本を代表する温泉の名所の一等地にあり、格式も高い上に料金も超一流。奮発して泊まりましたが、結論から言うと、もうこうした日本旅館はいいかなという感じです。

 まず、宿に到着するとスタッフが待ち構えており、さっさと部屋に行きたいのに、ひどく丁寧な挨拶でお出迎え。部屋に入ったら女将のご挨拶があり、お茶とおしぼりのサービス。ようやく落ち着いたと思ったら、『今ならお風呂は空いてございます』と、風呂に入るように誘導。とりあえず部屋でゴロゴロしたいのに、全然こっちのペースで動けません。

 さらに、お風呂から出ると6時過ぎには食事。まだお腹が空いていないのに、無理やり腹に詰め込んで部屋に戻ると布団が敷いてあって、もう寝なくてはいけない雰囲気です。翌日の朝食は、選択の余地なく7時過ぎに供され、食べ終わると“もう帰りますよね”と言わんばかりの雰囲気。とにかくノンビリしたかったのに、それとは正反対の結果に終わり、全然リラックス出来ませんでした」

 旅慣れた人なら、しっかりと自分の希望を伝えることも出来るだろうが、高級宿や高級ホテルに泊まると、雰囲気に飲まれてしまうこともあるはず。がっかりしたくないのであれば、最新のクチコミをみるなど、綿密な下調べが必要なのかもしれない。(了)

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