長打力と勝負強さが求められる5番には航空機メーカー世界最大手のボーイングが座る。トランプ氏がライバル社・ロッキード製「F-35」の調達見直しに言及。ボーイングにもチャンスが回ってきそうだ。
「新興国を中心に飛行機の需要が爆発的に伸びることが予想されます。ベテラン選手ですが、まだまだ衰えは見えません」(藤井氏)
1番は俊足のナイキ。世界最大のスポーツ用品メーカーもベテランながら成長途上。今年のテニスの全豪オープン(1月16~29日開催)決勝がフェデラー対ナダルの“ナイキ対決”になるなど、存在感は抜群だ。
2番を打つのはウォルト・ディズニー。『スター・ウォーズ』シリーズなど確実にヒットを打つ堅実さに加え、時に『アナと雪の女王』のような特大ホームランも放つから怖い。
「変幻自在の曲者で、相手投手は気が抜けない。こうした独創性があってユニークな選手がいるのもダウズの強さでしょう」(田代氏)
藤井氏もディズニーをこう高く評価する。
「動画配信チャンネルが伸びていて、傘下であるアメリカのスポーツ専門チャンネルであるESPNの登録者が増えている。業績の柱が増え、足腰はさらに強くなって株価は上げ潮です」