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市場規模拡大が続く「無糖炭酸水」、ユーザーを惹きつける3つのポイント 「健康志向」「価格面の優位性」「アレンジの自由度」

Cさんが無糖炭酸水を使って作ったシークヮーサーのオリジナルジュース。スタバのカップをリユース

Cさんが無糖炭酸水を使って作ったシークヮーサーのオリジナルジュース。スタバのカップをリユース

さまざまな形でアレンジができる

 神奈川県に住む会社員・Cさん(40代女性)は、10年以上前から無糖炭酸水を愛飲してきたが、ずっと夫からは「よく飲めるね」と不思議がられてきた。そんな夫が、最近無糖炭酸水を飲むようになったという。

「甘い飲料は好きじゃないし、麦茶やコーヒーなら自分でつくります。炭酸水はその刺激で気分がリフレッシュできるのが好きで、昔から海外のガス入りミネラルウォーターをケース買いしています。炭酸水メーカーを買おうかと考えたこともあるのですが、メンテナンスや場所をとることがネックになって、結局ペットボトル派です。

 以前は夫から『味なしの炭酸水なんてよく飲めるね』と言われたものですが、海外だと飲食店によってはガス入りのミネラルウォーターが選べたりして、割と当たり前ですよね。最近では、家飲みをするようになった夫がハイボールをつくるための割材として無糖炭酸水を買ってきて、そのままでも飲むようになっています」

 さまざまな形でアレンジができるのも、無糖炭酸水のメリットだという。

「ハイボールやレモンサワーなど、自分好みのアレンジがいいと言って、自宅で炭酸水で割ってつくるほうが多くなりました。ほかにもはちみつに漬けたレモンを入れたり、濃縮タイプのシークヮーサージュースを割ったり、いろいろ活用できるのはいいですね」(Cさん)

 健康志向にくわえ、価格面でのメリット、さらにはアレンジの楽しさもある点などが、無糖炭酸水の人気の要因となっているようだ。(了)

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