自動車業界が大きく再編されようとしている(左から日産自動車の内田誠社長、ホンダの三部敏宏社長/時事通信フォト)
世界的なEV(電気自動車)シフトに対応すべく、日本でも協業の動きが活発化しているなか、事態が動いた。3月に発表された日産とホンダの協業検討に三菱自動車も加わり「3社連合」になったのだ。表向き関係は進展しているように見えるが、各社の思惑やいかに。長年、自動車業界を取材してきたジャーナリストの井上久男氏がレポートする。
(以下、自動車業界関係図と共に「ホンダ&日産両社長の『握手の思惑』」を詳細解説)