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「散骨」「樹木葬」など“シンプルな弔い”が流行する裏でトラブルも続出 「なぜ教えてくれなかったの?」と後日遺族に苦情が届くケースも

「自分のお墓に希望すること」チェックリスト

「自分のお墓に希望すること」チェックリスト(女性セブン2021年8月19・26日号より)

 葬儀や墓は、家族や知人とのつながりを示すものであり、効率化を求めることが正解とは限らない。埼玉県在住の主婦・Aさん(78才・仮名)が後悔を口にする。

「数年前に夫が亡くなり、私も終活にとりかかりました。いちばん苦労したのはお墓です。子供たちの負担になってはいけないと、お寺と相談して墓じまいをしました。ところがそれを伝えたら、『年に1回でもお墓参りすることでお父さんを偲べたのに、ひどい』と非難囂々。墓じまいにかかった費用も額が大きすぎるとお寺にクレームを言ったりして、お寺との関係も険悪になってしまいました」

 自分のため、残された大切な人のため──よかれと思って進めてきた「最期の準備」で立つ鳥跡を濁すことがないよう、ゆっくり、しかし着実な方法で「その日」に向けて歩き出そう。

※女性セブン2024年10月24・31日号

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