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タトゥーに憧れるけど「絶対に入れない」というZ世代のコスパ感覚 「就活や結婚に影響しそう」「入れる時より消す時にお金がかかる」

「LE SSERAFIM」の宮脇咲良(本人のインスタグラムより)

「LE SSERAFIM」の宮脇咲良(本人のインスタグラムより)

シンガーソングライターの優里(本人のインスタグラムより)

シンガーソングライターの優里(本人のインスタグラムより)

入れたいけど…「将来的にお金がかかることはやめよう」

 別の私立大学に通う女性・Bさん(20歳)は、タトゥーを入れているK-POPアイドルやファッションアイコンが「推し」だと言い、自分も中学生の頃からタトゥーに強い関心があるという。そんな彼女がタトゥーを入れない理由は、「入れるときよりも、消すときにコストがかかるから」だと話す。

「私が憧れているのは、ガーリーなデザインのファッションタトゥーです。宮脇咲良さんやTWICEのチェヨンさんのように、繊細で可愛いデザインのものを入れたいと思っています。入れたいという気持ちは強く、SNSでもタトゥーの画像をしょっちゅう検索しているのですが、最終的に入れないのはコスパが悪いから。

 タトゥーは入れるときよりも、レーザーで消すときの方がお金がかかる。また傷跡も少し残ります。若気の至りでたくさんタトゥーを入れてしまい、いざ30代になって結婚、出産、育児となったときに『消したい』と思っても遅い。そうなったときに、結局、医療機関でタトゥー除去をするとなると、出費がかさみます。節約したり、投資をしたりしないといけない今の時代に、将来的にお金がかかることはやめようと自分を律しているんです」(Bさん)

 近年、日本でも「ファッションの一部」としてタトゥーを受け入れるムードも醸成されつつあるが、「他人のタトゥーには好意的」な若者世代の中にも、いざ自分自身の就職や結婚、将来の金銭的コストを考えるとコスパが悪く、「自分には入れない」と決断している人は少なくないようだ。

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