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【ドル円週間見通し】ドルは底堅い値動きか 米重要イベントにも注目

・11月4日-8日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)9月貿易収支 5日(火)日本時間6日午前0時発表予定
・予想は-745億ドル
 参考となる8月実績は-704億ドルで赤字幅は7月実績から縮小。輸出が過去最高を記録したことが要因。9月については輸出がまずまず順調だが、輸入額は増加すると予想されており、貿易赤字幅はやや拡大する見込み。

○(米)10月ISM非製造業景況指数 5日(火)日本時間6日午前0時発表予定
・予想は53.3
 参考となる9月実績は54.9で市場予想を上回った。全18業種のうち12業種が拡大。10月については政治的不確実性に対する懸念が広がっていることから、一部項目は好調でも全体的には9月実績を下回る可能性がある。

○(欧)9月ユーロ圏小売売上高 7日(木)午後7時発表予定
・8月実績は前月比+0.2%
 参考となる8月実績は前月比+0.2%。自動車燃料の売上げが目立った。9月については食料・飲料の売上高が増える可能性があるため、全体の数字は8月実績と同水準となる可能性がある。

○(米)FOMC会合 7日(木)日本時間8日午前4時結果判明
・予想は0.25ptの利下げ
 インフレ緩和のペースは減速しているものの、米金融当局は2%のインフレ目標に接近しつつあると判断しているようだ。個人消費と雇用情勢はまずまず良好であるが、今回の会合では0.25ptの金利引き下げが決定される見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・6日(水):(欧)9月ユーロ圏生産者物価指数
・7日(木):(中)11月貿易収支、(英)英中央銀行政策金利発表
・8日(金):(米)11月ミシガン大学消費者信頼感指数

【予想レンジ】
・150円00銭-155円00銭

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