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【ドル円週間見通し】ドルは伸び悩みか 日本の円安牽制が重石になる可能性も

・11月11日-15日に発表予定の経済指標の予想については以下の通り。

○(米)10月CPI 13日(水)午後10時30分発表予定
・予想は前年比前年比+3.3%
 参考となる9月実績は前年比+3.3%。衣料品価格の上昇やサービス価格の高止まりが要因。10月については財価格の下げ止まりによってコアインフレ率は9月実績と差のない水準となる可能性がある。

○(欧)7-9月期ユーロ圏域内総生産改定値 14日(木)午後7時発表予定
・速報値は前年比+0.9%
 参考となる速報値は前期比+0.4%、前年比+0.9%。ドイツ経済のプラス成長などが寄与した。改定値については大幅に修正される項目が少ないことから、速報値と同水準となる可能性がある。

○(日)7-9月期GDP速報値 15日(金)午前8時50分発表予定
・予想は前期比年率+0.6%
 公共投資は減少し、政府消費はおおむね横ばいとなったようだが、個人消費で財の支出が拡大し、民間の建設投資はやや持ち直していることからプラス成長となる見込み。

○(米)10月小売売上高 15日(金)午後10時30分発表予定
・予想は前月比+0.3%
 参考となる9月実績は前月比+0.4%。10月については良好な家計のバランスシート、金利の低下により個人消費はやや底堅く推移したとみられるため、前月比プラスとなる可能性が高いと予想される。

○その他の主な経済指標の発表予定
・11日(月):(日)9月経常収支
・13日(水):(欧)9月ユーロ圏鉱工業生産
・14日(木):(英)7-9月期GDP、(米)10月生産者物価指数
・15日(金):(中)10月小売売上高、(米)10月鉱工業生産

【予想レンジ】
・151円00銭-155円00銭

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