*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:売り優勢の展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、売り優勢の展開を見込む。先週末の米国市場のダウ平均は305.87ドル安の43,444.99ドル、ナスダックは427.53pt安の18,680.12ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落した。下落した米株市場と同様、本日の東証グロース市場250指数先物は売り優勢の展開を見込む。夜間取引で下げ足を強めており、25日移動平均線に到達。日足パラボリックが陰転するSAR-L(609.6pt)間近となっており、テクニカル的に売り方優位の動きとなりそうだ。米国金利上昇の影響を受け、個別物色機運も低下しそうなことから、新興市場全体で見送りムードが高まる可能性もあるだろう。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比10pt安の610ptで終えている。上値のメドは615pt、下値のメドは595ptとする。
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