下記の図表1は1ドル=100円で買いのトレール注文を実行した場合だ。
トレール幅を1円に設定すると、1ドル=99円に決済予定レートが自動設定される(1)。その後、相場が上昇(円安)すると、決済予定レートも1円幅を保ちながら切り上がっていく(2)。たとえば、相場が1ドル=101円になれば、決済予定レートは100円となる。
その後、相場が下がっても決済予定レートは100円で維持される(3)。この動きを繰り返し、相場が最終的に決済予定レートのラインに到達したときに利益確定がおこなわれる(4)。
相場が上昇している間は利益確定されないので、利益幅を最大化できる可能性があるというわけだ。
「オートレール」は、複数のトレール注文を等間隔で仕掛け、さらに利益の拡大を狙う。そのパターンは相場にあわせて次の4つのパターンから選択する。
■上昇トレンド
■下落トレンド
■レンジ相場だが上昇傾向
■レンジ相場だが下落傾向