*13:05JST バルテス・ホールディングス---2Qは最終利益が増益、ソフトウェアテスト事業が2ケタ増益に
バルテス・ホールディングス <4442>は14日、2025年3月期第2四半期(24年4月-9月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比0.4%増の50.83億円、営業利益は同5.6%減の3.08億円、経常利益は同7.0%減の3.06億円、親会社株主に帰属する中間純利益は同9.0%増の2.13億円となった。
ソフトウェアテスト事業の売上高は前年同期比2.1%減の43.86億円、セグメント利益は同23.9%増の4.22億円となった。近年、金融業界を中心としたエンタープライズ系領域の受注拡大や、上流工程への関与及び大型マイグレーション案件への参画増加により順調な拡大が続いたが、前期よりPM層/ハイレイヤー及び営業人員不足等のボトルネックが発生し、成長が抑制される状況となった。当中間連結会計期間においては前下半期から継続してこれらボトルネックの解消に向けた施策実施を進めたが、早期の受注拡大には至らなかった。一方で管理体制強化による効率化が進み売上総利益率が計画値を上回ったことに加え、販管費の効率化および一部未消化の影響もあり、セグメント利益は拡大した。
開発事業の売上高は前年同期比22.4%増の6.28億円、セグメント損失は0.67億円(前年同期は0.10億円の利益)となった。前下半期よりフェアネスコンサルティングが新たにグループインした影響もあり、外部顧客に対する売上高は増加した。
セキュリティ事業の売上高は前年同期比6.4%減の0.68億円、セグメント損失は0.09億円(前年同期は0.12億円の利益)となった。大型案件に人的リソースを集中した影響があった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比11.0%増の115.00億円、営業利益が同16.9%増の9.80億円、経常利益が同15.7%増の9.81億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同22.6%増の6.33億円とする期初計画を据え置いている。
<ST>