*13:41JST 米国株見通し:下げ渋りか、エヌビディア決算に期待も
(13時30分現在)
S&P500先物 5,912.00(+15.50)
ナスダック100先物 20,634.50(+140.75)
米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は14ドル安。米金利は伸び悩み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ。
15日の主要3指数は続落。序盤から下げ幅拡大でナスダックは4日連続、S&Pは2日連続で下げ、ダウは305ドル安の43444ドルと連日マイナスで引けた。インフレ再加速が顕著になり、利下げペース鈍化を見込んだ売りが先行。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長はハト派姿勢を弱めており、売りを後押しした。この日の小売売上高とNY連銀製造業景気指数は予想外に強い内容だったが、利下げ期待を抑制する要因となった。
本日は下げ渋りか。前週の堅調なインフレ指標を背景にFRBの利下げ継続の思惑は後退し、売り先行となりそうだ。指数はなお高値圏で推移し、調整含みの売りが続く。一方、トランプ次期政権の人事が材料視され、特定のセクターが指数を下押ししよう。ただ、全般的に新政権の政策期待は買い要因となり、相場を支える。一方、今週のウォルマートやエヌビディアなどの決算発表を見極めようと、過度な売りは抑制されるだろう。
<TY>