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投資
プロポーカープレイヤーの投資術

【生涯獲得賞金3億円超】東大卒プロポーカープレイヤーに「最近の稼ぎ」を聞くと投資のほうが多かった! 両者の共通点は「長期的に正しいプレーが報われる」

生涯獲得賞金は3億円を超えるプロポーカープレイヤー・木原直哉氏

生涯獲得賞金は3億円を超えるプロポーカープレイヤー・木原直哉氏

7週間で1年分の生活費を稼ぐ

 ポーカーと出会って5年目の2012年、第42回世界ポーカー選手権大会「ポット・リミット・オマハ・シックス・ハンデッド」に参加し、日本人として初めて優勝を果たすという快挙を成し遂げ、優勝賞金51万2000ドル(当時の日本円で約3900万円)を獲得。さらに2022年の第53回世界ポーカー選手権大会「Poker Players Championship」で3位入賞し、63万9000ドル(約9000万円)を手にした。その後も大きな大会で結果を残し、生涯獲得賞金は3億円を超える。

「2022年までは、ポーカーの収入だけで生活をしていました。渡米して7週間で1年分の生活費を稼ぐというのが、目標というかノルマのようなものでした。しかし、2023年からは収入のメインが株になっていきました」

 木原氏が株式投資に出会ったのは2017年。初めて証券口座を作ったのだという。

「当時は優待目的ではじめ、伊藤園やコロワイド、ココイチ(壱番屋)などを所有していました。ごちゃごちゃ売り買いするつもりはなく、買って放置してポーカーに集中していました。中途半端に参加するというのは、結局プロに利益を吸われてしまう行為とイコールです。この考えは今でも変わりません。コロナ禍で海外に行けなかった時期に少しだけ売り買いを行なっていましたが、基本は優待中心でした」

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