丸型LEDヘッドライトを採用した「e:FUN」。フロントグリルなどに廃棄バンパーを再生したサステナブル素材を採用して、より環境にやさしいEVイメージを際立たせる
見切りの良さと基本デザインはガソリン仕様そのままに維持。サイズは全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,960mm、ホイールベース2,520mmで、最小回転半径4.6m、車両重量は1,140kg
水平基調という基本デザインはそのままに、シフトがレバー式からボタン式へ、ステアリングは3本スポークから2本スポークに変更
運転席の快適性を優先したシート。背もたれは上部で体を支え、シートクッションは骨盤の動きを抑える形状。姿勢が安定して疲れにくいシートだ
ヘッドレストを備えたシンプルな作りのリアシート。短時間なら日常での移動でもリラックスして過ごせるが、やはりエマージェンシーと考えた方がいいかもしれない
「仕事に使える装備」を充実させた「e:L4」は四角いハロゲンヘッドライトを採用。ここが丸型LEDヘッドライトの「e:FUN」との見分けポイント
4名乗車時の荷室の床の奥行き82cm、もっとも狭い床の幅が91cm、荷室高137cm、開口部の高さ130cmを実現。これだけでも十分な積載容量を実現
リアシートを前方の折りたたみ2名乗車にすると床の奥行きは150cm。メーカーの測定値では長さ380mm×幅310mm×高さ280mmの段ボールならば71個積載できる
センターピラーのない左サイドの広々とした開口部。助手席を折りたたみ足元に収納すると床の奥行きは251cm。さらに助手席の足元の奥まで測定した荷室長は263cmあり、ソロキャンプの車中泊なら手足を伸ばして過ごせる
助手席の足元と後方に2個ずつ、さらに荷室フロアに4個、合計8個のフックを装備。タイダウンベルトや紐などをかけて自転車や大きな荷物などをしっかりと固定して運べる
普通車のシビックなどに採用されている「エレクトリックギアセレクター」はホンダの軽としては初採用。上からP(パーキング)、R(リバース)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)/B(減速)といったボタンが独立して並ぶ
コンテナをイメージしたという縦溝デザインが社内の壁に連続する。ドアポケットやパワーウインドウスイッチを無くしたことでドア自体が薄くなり、居住性も向上
助手席の背もたれを前方に倒すとフラットな作業スペースやテーブルとして使える
向かって右が急速充電用ポート、左が普通充電ポートで、6kWの高い出力で充電すれば、満充電まで約4.5時間
助手席側のインパネと荷室の壁の2カ所にDC12Vのアクセサリーソケットが装備されている
別売りの「AC外部給電器(2万9700円)」なら屋外で、手軽にAC100V、最大出力1,500Wの電気が取り出せる。さまざまな家電を使用する場合に重宝する
「AC外部給電器」はN-VAN e:の普通充電ポートに差し込めば、車外で家電などが使える
クルマの窓やドア、テールゲートを閉めたまま、車内で家電を使いたい場合は、別売りの「外部電源入力キット(3万7400円)」が便利。オートキャンプ場などの外部電源設備からキットに付属のケーブルで、リアバンパー左側にある差し込み口へ電気を引き込こめば、ドアを閉めたまま車内でAC100V、最大出力1500Wの電気が取り出せ、家電が使用可能
「外部電源入力キット」を装備することで、これまでのDC12V、最大180Wのアクセサリーソケット(上)に加え、AC100Vのコンセントが装備できる
ホンダ車の別売り用品を満載して車中泊仕様に仕上げた一例。フラットな床がアウトドア派でも満足できるくつろぎ空間を実現
安全運転支援システム「ホンダセンシング」が4人乗りグレードに標準装備。1~2人乗りグレードには機能を限定した運転支援機能が標準