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阪神・大山悠輔が5年20億円で残留に「いちばんホッとしたのは球団カレンダーの担当者」 FA宣言と製作時期が重なる超難題、大山の写真はどうなったか

来年の阪神のカレンダーで大山は4月に登場。藤川新監督や近本より扱いは小さめ

来年の阪神のカレンダーで大山は4月に登場。藤川新監督や近本より扱いは小さめ

メインには据えられない

 実際、阪神の2023年のカレンダーを見ると、リーグ制覇の歓喜に沸いた「9月」のページに載っているのは藤浪晋太郎(と他2選手)の写真。ご承知の通り、藤浪はこのシーズンの開幕前にポスティングでメジャーに移籍しており、リーグ制覇には貢献していない。前出のグッズ製作会社関係者が続ける。

「特に難しいのがFAです。FAを宣言して、移籍するケースもあれば、残留することもある。FAの交渉中に発売されるカレンダーから(その選手の写真を)外してしまうと残留するものもしなくなりそうに感じてしまうし、その一方、エースや主軸であってもFA移籍するであろう選手をカレンダーのメインには据えられない。まさに今年の大山悠輔のようなケースがそれにあたる。担当者は相当に頭が痛かったと思います」

 そうした苦労の末に印刷された2025年の阪神のカレンダーで大山はまず、表紙に近本光司、佐藤輝明、岩崎優、才木浩人、森下翔太とともに登場している。その他のページを見ていくと、1月の藤川球児・新監督、3月の近本光司のみが、単体の写真で1ページを占めている。その他の月は複数選手が登場するかたちとなっており、大山は4月に岩崎優と2人セットで登場している。

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