スーパーでの買い物において重要なのは「許容できる価格」を知り、「値引きシールの意味」を理解しておくべきであると語るのは、スーパーで安く食料品を買うことに幸せを覚えるというネットニュース編集者の中川淳一郎氏である。同氏がスーパーで心掛けるべき「安く買う方法」について語る。
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私は自炊をしているためしょっちゅうスーパーに行ってますが、節約をするにあたって重要なのは通常の価格を知っておくことです。都心部の価格ですが、チンゲン菜であれば、50~148円。キャベツならば120~250円、ピーマンは5個入りで94~180円といったところですね。その範囲であれば買う。それより高かったら代替品を探す。たとえば、サンドイッチを作るためにレタスを買おうとしていたものの、許容範囲の98~250円を上回る350円だったたため、その代替品として量は少ないものの100円のサンチュを買ったりもする。
「とにかく安いものを大量に買い、そこから何を作るか考える」という買い物方法もあるでしょうが、私はそこまで料理に関するクリエイティビティがないので上記のような買い方しかできません。
あと、重要なのが「30%引き」などのシールが貼られている商品をいかに見極めるか。肉や魚では一部ドス黒くなっていたり、ドリップが大量に出ていたりするものがあり、食指が伸びないものもありますが、絶対に「30%引き」の時に買うべき商品があります。
それは「熟れなくてはおいしく食べられないもの」です。