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【注目トピックス 市況・概況】NY株式:NYダウは339ドル高、成長に楽観的な見方広がる

*07:25JST NY株式:NYダウは339ドル高、成長に楽観的な見方広がる
米国株式市場は反発。ダウ平均は339.86ドル高の42,732.13ドル、ナスダックは340.89ポイント高の19,621.68で取引を終了した。

良好な成長期待に、寄り付き後、上昇。その後も12月ISM製造業景況指数が予想以上に上昇したほか、連邦準備制度理事会(FRB)高官が今年の経済成長を楽観視していることを明らかにしたことも相場を後押しし、続伸した。また、半導体のエヌビディア(NVDA)の上昇がさらに相場を支援したほか、下院議長選で、現職のジョンソン氏が再選し、政治混乱回避で安心感が広がり、終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置の上昇が目立った。

電気自動車(EV)メーカーのリビアン(RIVN)は24年通年でのEV生産・販売台数が見通しを上回り、上昇。自動車メーカー、フォード(F)はトランプ次期政権がバイデン政権のEV購入の際の優遇措置を撤廃するとの思惑に売り上げが伸び、第4四半期の販売台数が予想を上回り、上昇した。オンライン決済のブロック(SQ)はアナリストの投資判断引き上げで、上昇。

蒸留酒製造・販売のコンステレーション・ブランズ(STZ)は公衆衛生局長長官がビールやワインといったアルコール飲料についてがん発症リスクが高まっているため関連性をラベルに明記するよう勧告したことを受け、大幅安。ユナイテッド・スティツ・スチール(X)はバイデン政権が日本製鉄による同社買収阻止を嫌気し売られた。

米リッチモンド連銀のバーキン総裁は講演で、政策金利の現行の水準が今年のインフレを抑制するうえで引き続き十分に景気抑制的との見解を示した。同総裁は本年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持たない。

(Horiko Capital Management LLC)

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