株式手帳の選び方
もともと専用に作られている市販の株式手帳が便利ですが、通常のシンプルなスケジュール帳を代用しても構いません。わたしは、3年ウィークリー手帳という前年の同じ時期に何をしていたか読み返せる手帳を使っています。去年、おととしの今頃、市況かどうだったか、自分がどんな売買をしていたか自然と振り返ることができるのでとても便利です。
どんな手帳にしたとしても、大事なのは続けることです。あまりいろいろ欲張りすぎて、完璧を求めてしまうと続けられなくなるので、簡単に書けるフォーマットを作るとよいと思います。
週末に10分だけ手帳を見直して、1週間の振り返り時間を確保しましょう。そうすることで、自分の投資スキルが自然と向上し、1年つづけることで確実に投資家として成長します。
今回のまとめ
・投資の記録を残る株式手帳をつけよう
・1週間に一度は読み返し、次の投資へ生かそう
【プロフィール】
藤川里絵(ふじかわ・りえ)/個人投資家・株式投資講師・CFPファイナンシャルプランナー。2010年より株式投資をはじめ、主に四季報を使った投資方法で、5年で自己資金を10倍に増やす。普通の人が趣味として楽しめる株式投資を広めるため活動し、DMMオンラインサロン「藤川里絵の楽しい投資生活」を主宰。本稿の関連動画がYouTubeにて公開中。